そろそろ・・・ということで、年賀状の準備をしています。
最近、「年賀状は今回で最後にしようと思っています」と言われることがありました。確かに今はデジタル時代です。絵柄を選んだり自分で作る、住所録を更新する、さらに手書きで一筆添えるとなると、年賀状を送るという行為そのものが面倒くさく感じるのだと思います。しかしながら、しばらく会えていない方に近況を伝えることでその人を想う気持ちは、日本の伝統文化の1つである年賀状の良さだと思うのです。
また、親に届く100通ものハガキを目の前で見た子どもは、「大人社会ってこんなにも広がっているんだ」ということを実感する貴重な機会だとも思います。
ですので、出来れば子どもたちにも年賀状イベントに参加してもらい、お友達に宛てて出させてみるのはいかがでしょうか。「どこに住んでいるのかな?」「日頃の感謝を気持ちを伝えてみよう!」など、を考える。そして、覚えたてのひらがなで頑張って書いてみる。一言でも良いのです、自分が差出人となって年賀状を作り上げる体験は非常に貴重な成功体験となります。まだ字が書けないお子様なら、「この人は○○ちゃんのおばあちゃんのお姉さんでね・・・」と説明しながら親が書いている様子を見るだけでも、刺激的な体験となるでしょう。
年賀状から社会を楽しく学ぶ。身近な機会を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
さて、住所録も更新できたし買ってこなきゃ。。
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