国公立の小学校受験や一部の私立小学校受験(B日程)などをお考えの皆さんにとっては、受験シーズンもいよいよ残り2ヶ月となってきましたね。大事な残り2ヶ月の過ごし方、どんなことに注意しながら過ごしていけば良いのでしょうか?
まずは、見直しの癖をつけ、出来る部分の取りこぼしをなくすこと。普通にやれば出来るのにケアレスミスやちょっとした集中力の途切れがあっては、受験当日とてももったいないことに・・・。子どもは、見直すという習慣やその重要性を理解していないことが多いです。問題を解き丸付けをして間違いがあったら、それが本当に分からなくて間違えたのかそうでないのかを切り分けましょう。もし本当は出来たというのであれば、どうすれば間違えずに済んだか?を一緒に考えてあげましょう。そして、「こうやってみる!」というのが出たらそれを受け入れやらせてみましょう。その後、同じように問題を解いた後実際やれたのか?忘れてしまったのか?やって○だったのかやっても✕だったのか?これを繰り返して見直しの癖をつけさせます。これで、確実に落とさない分野を固めます。
次に、日常生活の中で何か指示命令をする時は2つ~3つ以上のことを同時にお願いしてみましょう。例えば「食べ終わったらお皿とお箸をシンクに片付けて、台布巾を水に濡らし硬く絞ってテーブルに置いといて」とか「お風呂入る前にバスタオル4枚を出しておいて。自分の下着はお風呂に入る前に洗面所に置いておくようにしてね。お風呂上がったらドライヤー持ってリビングに来て」のようにです。日頃からマルチタスクに慣れておくことは情報処理能力をレベルアップさせ、お話の記憶や面接での長い質問にも対応出来るようになります。
最後に、どんな小さなことでも褒めること。そして、「それが出来るなんて○○小学校の小学生みたいですごいね!」といった感じで、志望校の小学生として成長した自分の姿を常にイメージし意識出来るようにします。こうすることで受験に対するモチベーションを上げ続け、受験当日をワクワクした気持ちで迎えられるようにしてあげます。
もちろんこれ以外にも苦手分野を克服するための時間を作ったり、面接の練習を繰り返し行うなども構いませんが、出来ないこと”だけ”を重点的にやってしまうと苦手意識を増長させたりやる気を失ったりすることにもなりかねません。ポジティブな気持ちで過ごせることがとても大切です。日常の言葉がけも「✕✕しないの!」ではなく「○○したら?」でいきましょう♪その方が親も楽しくポジティブに受験と向き合えますよ。
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