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執筆者の写真慶 恒田

なぜマナースクールが小受なのか


電車内でのマナー

新年明けましておめでとうございます。2025年1発目のブログです。


1月という月は、色んな方が入り混じる月です。

・年越し前に私立の小学受験を終えて穏やかに過ごされているご家族

・まさに今月国公立の小学受験本番に挑むご家族

・来年度の小学受験に向けてスタートを切るご家族

・小学校入学前にお箸の持ち方や社会的マナーを身につけさせたいご家族 ・・・など。


その中でも今日は特に4つめに該当されるご家族に向けて、私たちこどもマナースクール PITがなぜ小学校受験対策のお手伝いをするのか?についてお話したいと思います。一見すると関係ないような「マナー」と「小学校受験(小受)」。実は、色々な側面で深く関係しているのです。


先ずは、小学校受験の必須要素である「行動観察」。この要素には


・自分の主張がしっかりと出来るか?

・逆に主張し過ぎることなく周囲への配慮や気遣いが出来るか?

・全体の中での自分のポジショニングを把握し立ち振る舞えるか?


等、大人でも苦労しそうな難しい要素を問われたりします。そして、その時必要になって来るのが、マナーです。私たちこどもマナースクール PITでは、マナーとは「やさしいきもちをつたえるためのかたち」と伝えています。周りのお友達へ優しい気持ちを言葉や態度で上手に伝えられているかどうかは、まさに行動観察で見られる大きな部分となります。


また、公共の場でのマナーを学ぶ過程においても、子供たちは周囲の人達への配慮が必要なことを学びます。そもそもマナーとは、自分の中にある優しい気持ちを相手に伝えるための形です。ですから、当然心無い言葉は使いませんし、マナーを学べば周りの人達に対して思いやりのある心で接するようになります。こういった考え方や心の持ちようを学ぶということは、行動観察において周囲の状況を一歩引いたところから客観視出来るようになるためのトレーニングにもなり得る訳です。


次に、「口頭試問」や「親子面接」。いずれも小学校の先生から色々な質問を受けてそれに答えるというスタイルのものですが、ここでもマナーが随所に役立ちます。

例えば姿勢。目上の人とお話する際に姿勢良く座ってきちんと話を聴く。

例えば目線。相手の目を見て話をしたり聴いたりする。

これらは対話時の基本的なスキルであり、面接官はそこを見ています。的確な言葉で流暢に話せるかどうかは、二の次と言っても過言ではありません。


大阪府摂津市で過去に行われたアンケート調査によると、小学校入学時の課題として「言葉(語彙)の少なさ」という項目が挙がりました。しかしながら、回答者の属性別に見ると、就学前施設(幼稚園・保育園・こども園など)の職員で小学校入学後に課題になると感じている割合はわずか3.5%に対し、小学校職員で現小学1年生に課題を感じている割合は実に34.9%も存在するという特徴的な結果だったのです。このことから、小学校職員は「小学1年生の児童間における言語力の個人差はある」という事実を認知していることが分かります。小学1年生ですら言語力に個人差があると認識しているわけですから、当然その1歳下となる受験生の年長さんたちの間にも一定の個人差があることは小学校の先生方にとって想定内なのです。


このように、言語のレベルにはそれまでに育ってきた環境や家庭での教育方針が色濃く反映され差がつく一方で、言語よりも単純な動作(能力)である姿勢や目線といったものは習得しやすい、もしくは個人差が出にくいものとして捉えることが出来ます。よって、受験というふるいにかける場合、出来て当然のことが出来ないとなれば格好の減点対象となるのです。小学校側にとって、受験とは落とすものであって残念ながら受からせるものではありません。だからこそ、この基本的な能力を確実に身につけておくことが小学校受験には必須となります。そして、それを手厚くサポート出来るのはペーパー重視の大手受験塾ではなく、私たちこどもマナースクール PITなのです。


以上のことをご理解頂き、


・小学受験をして、我が子の将来の選択肢を増やしてあげたい

・マナーを身につけさせて、人として成長させたい


と思った方はお気軽にコチラからご相談下さい♪

それでは、今年も1年宜しくお願い致します。

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